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2018-11-21

JCC/JETRO/Global Well-Being/JCO/HVG 共催セミナー “職場でのトラブル解決策と赴任社員のメンタルヘルス”

外務省が在外公館などを通じて実施した、最新の「海外在留邦人実態調査」によると、2017101日時点で海外に在留する邦人総数は約135万人、海外進出日系企業の総数(拠点数)は約76千と、共に過去最多を更新しています。日系企業が増える中、海外赴任社員の数も増加傾向にあると思われますが、本社と現地法人の間の板挟み、現地雇用社員とのコミュニケーショントラブル、治安や生活環境の違い、帯同家族に関するケア、帰国後への不安など、赴任社員の皆様は日々厳しい状況下でお仕事をされています。 

本セミナーでは、赴任社員の皆様がオランダなどの赴任先で直面される問題やストレスの要因、帯同家族も含めたメンタルサポート、異文化ビジネスコミュニケーションの視点からみたオランダ人・ヨーロッパ人スタッフとのトラブル対処方法、そして現地社員への警告、解雇、長期病欠の対応など、法的な観点からみた職場でのトラブル解決策を、各分野の専門家が解説いたします。 

日時  : 20181121() 14:00-19:00(懇親会を含む)

場所  : EY/HVG Cross Towers Amsterdam  1Auditorium
      
Antonio Vivaldistraat 150, 1083 HP Amsterdam
      誠に申し訳ございませんが、会場のEYビル内駐車場はご利用いただけません。近隣の有料駐車場をお使いください。または公共の交通機関のご利用をお願いいたします。

参加費:無料 

14:00         受付・ウェルカムドリンク

14:30-14:40  開会のご挨拶 JETRO アムステルダム 高橋由篤所長 (日本語) 

14:40-15:20 Global Well-Being 代表 淵上 美恵(日本語)

赴任社員の実に3人に2人が、異文化という特殊な環境下でストレスを感じながら業務にあたっているといわれています。

日本でも職場のストレスが問題になっていますが、日本と海外赴任社員のストレス要因はどのように違うのでしょうか。また、所属企業はどのように彼らを支援し、海外赴任社員と帯同家族の健康を守ることができるのでしょうか。職場のメンタルヘルス対策の専門家であり、2015年に海外赴任者と帯同家族のためのメンタルヘルスサポートを提供する「グローバルウェルビーイング」社をオランダで立ち上げ、代表を務める淵上美恵氏が、対応事例やオランダで受けられるカウンセリングについてお伝えします。

 

15:20-16:10 JCO (Japan Consulting Office) 講師 土屋あすか(日本語)

同僚がいかに忙しくても自分の仕事以外しない社員、担当の仕事が終わったら帰ってよいと考える社員がいるなど、日本の感覚からすれば不条理とも思える海外の現場を目にする赴任社員も多いようです。ヨーロッパ人を指導する際のポイントは何でしょうか?

逆に現地社員は日本人と働くことについてどう感じているのでしょうか。在欧日系企業を対象にした独自の調査結果を基に、彼らが体験する5つのチャレンジ、赴任社員の付加価値とは何か、そしてコミュニケーションのポイントなどについて、オランダ及び各国にて10年以上異文化ビジネスセミナーを提供してきたJapan Consulting Officeの講師、土屋あすかがお話します。

16:10-16:30 休憩 コーヒーブレーク

16:30-17:40  HVG 労働法弁護士 Jasper Hoekstra / Yaser Aziz (英語)

現地社員に問題行動があった場合は話し合いにより解決することがベストですが、どうしても改善できない場合はWarning letterなど懲戒処分や解雇の道を探ることも仕方ない場合があります。多くの日系企業の支援を行ってきたオランダ労働法弁護士が、難しいケースを含めた社員の解雇や懲戒処分、多くの日系企業が悩まされている長期病欠への対処方法、今後の労働法改正と企業への影響、そして雇用契約書、CLA、残業の取り扱いなど、不要なトラブルを防ぐための注意点を解説いたします。

17:4017:50 質疑応答

17:5019:00  懇親会
(懇親会にはスピーカーが出席し、また、労働法以外の分野の弁護士も参加します。この機会にご自由になんでもご質問下さい)

 

<スピーカープロフィール> 

淵上 美恵 Global Well-Being (グローバルウェルビーイング) 代表、日本ビジネス心理学会理事、NIP (The Dutch Association of Psychologists) 認定サイコロジストアムステルダム日本人学校カウンセラー。ハートフォードシャー大学院にて組織心理学修士号(組織心理学MSC)取得後、カウンセリングサービスを提供する有限会社Easeを設立。その後、慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリ認定キャリアアドバイサー、カウンセラー養成講師を経て、企業メンタルヘルス対策サポートを提供するECG株式会社を設立組織心理学コンサルタントとして従事。
2015年、オランダにて海外赴任者と帯同家族のメンタルヘルス対策を行うグローバルウェルビーイングを設立。

 

土屋 あすか JCO (Japan Consulting Office) 講師

名古屋生まれ、東京育ち。ニューヨーク大学(NYU)文理学部人類学科名誉卒業。

東京の金融機関を経て、総合職幹部候補として英国航空本社やデンマーク支社に勤務後、スペインのIEビジネススクールで
MBAを取得。フランスの大手食品会社本社、世界最大の医療アシスタンス会社などに勤務。

2014年、フランスの企業研修連盟(Fédération de la Formation Professionnelle)より講師証書取得。

現在、企業研修セミナー講師兼JCOフランス支部代表を務める傍ら、ビジネススクール非常勤講師として活動。


Jasper Hoekstra ヤスパー フクストラ HVG 法律事務所 労働法弁護士

ライデン大学にて民法修士号を取得。雇用法と比較民事手続を専門とする。

従業員参加法を含む国際ビジネスにおける労働法を専門とすると同時に、ライフサイエンスとCPRにセクターフォーカスを持つ。

2018年には再編成と統合のリスク分析並びに従業員参加を含む、大規模食品小売会社の買収案件を労働法サイドから支援。

日系企業を主に担当し、解雇や労働争議では相手側の弁護士や当事者との交渉を含む困難なケースに対応。

 

Yaser Aziz ヤセール アジズ HVG 法律事務所 労働法弁護士

エラスムス大学にて雇用法と会社法の2つの修士号を取得。

訴訟及び従業員参加法に関するアドバイスに重点を置く。個人および集団解雇、労働協約、病欠、組織再編と雇用条件の
変更などに強みを持つ。国際企業の支援経験が豊富で、 様々な大手企業のリストラや再編成を担当。

Young Employment Lawyers Association など、様々な専門団体のメンバー。

 

EY/HVG Cross Towers Amsterdam ビルへのご案内>

Antonio Vivaldistraat 150, 1083 HP Amsterdam

 

公共交通機関にて:

Amsterdam Rai 駅(NS、トラム4番、メトロ5051番が停車)より徒歩8

Amsterdam Zuid/WTC駅(NS、トラム5番、メトロ5051番)より徒歩12

(線路沿い南側の遊歩道をご利用いただけます)

 

お車にて:

誠に申し訳ございませんが、会場のEYビル内駐車場はご利用いただけません。近隣の有料駐車場をお使いください。

 

最寄の有料駐車場のご案内

Q Park Ravel (EY ビルまで徒歩2) Antonio Vivaldistraat 103, 1083 HP Amsterdam 

Q Park Eurocenter(EY ビルまで徒歩4) Barbara Strozzilaan 342, 1083 HN Amsterdam