JCC主催 アムステルダム国立博物館見学イベント – 日本コレクションへのおさそい
JCC会員各位
JCC文化広報部会
この度JCCではアムステルダム国立博物館(Rijksmuseum Amsterdam)の全面的なご協力を得て「アムステルダム国立博物館 見学イベント – 日本コレクションへのおさそい」を企画いたしました。当日は、ご来賓として駐オランダ日本国大使 南 博様にご出席いただく予定です。
レンブラント、フェルメール …、 アムステルダム国立博物館を訪れたらオランダ17世紀黄金時代のコレクションは必見ですが、同博物館は日本の美術工芸品を含む8000点以上のアジアンコレクションを有することをご存じの方は少ないのではないでしょうか。
この企画では同博物館 学芸部アジア美術課長のMenno Fitski氏に日本コレクションに焦点を当てたご説明をいただく予定です。
また、この企画ではアジアンパビリオン最大の展示物、2mを超える「仁王像」(上記写真)にまつわるプロジェクトに関してもご紹介します。
この仁王像は島根県仁多郡奥出雲町の岩谷寺から流出後、京都の古物商を経て2007年にアムステルダム国立博物館が購入。
2013年の博物館リニューアルオープンに合わせ公開された際には、京都大覚寺の僧侶20人を招き盛大な開眼供養式が執り行われました。
現在デルフト焼きタイルで等身大の仁王像を作成、岩谷寺へ返却する「Nio-Mon Project」が進行中。アムステルダム国立博物館、在京オランダ大使館なども支援しています。
詳細は以下The Asahi Shinbun Globe +の記事をご覧ください。プログラム内ではプロジェクトリーダーのJikke van Loon 氏からの詳細ご説明もございます。
日本から約9000キロ離れた、ここオランダを代表する博物館所蔵の日本関連コレクションの数々をを改めて知っていただく貴重な機会となっています。
ご同僚、ご友人、ご家族とお誘いあわせの上ぜひお出かけください。
記
- 日時:7月5日(金)14.00 – 17.00
- 使用言語: 英語
- 募集人数 50名 (先着順)
- 申し込み方法: JCCホームページ、会員専用ページへログインの上お申し込みください
- 参加費 (入館料): 大人(19歳以上) 22.50 euro (ミュージアムカード保有者、18歳以下は無料)
プログラム
- 13.30 – 14.00 受付 (お飲み物、クッキーなどご用意あり)
- 14.00: 主催者挨拶 (JCC)
- 14.02: ご来賓挨拶 駐オランダ日本国大使 南 博様
- 14.05 – 14.35 日本コレクションのご紹介Menno Fitski, Head of Asian Art, Rijksmuseum Amsterdam
- 14.35 – 15.00 Nio-Mon プロジェクトのご紹介Jikke van Loon, Artist and Initiator of Nio-Mon Project
- 15.00 – 17.00 美術館訪問(自由観覧、Fitski氏、van Loon氏が各位からのご質問にお答えします)
- Rijksmuseum Amsterdam Asian Pavilion について
https://www.rijksmuseum.nl/en/visitor-information/inside-the-rijksmuseum/asian-pavilion
- Nio-Mon Projectについて
https://english.nio-mon.com/EN-People
- 消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)
https://globe.asahi.com/article/15144102
以上
このイベントに関するお問い合わせはJCC事務局までお知らせください。