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2023年10月19日

3-1.全般

1.全般

オランダは比較的安全な国ですが、近年、治安の悪化が著しく、特にアムステルダム、ロッテルダムのような都市部では、犯罪が多発しています。犯罪件数全体の約7割を占めるのは、盗難、空巣、窃盗、置き引き、スリ等で、銃器関連の殺人事件は稀です。

オランダ政府は麻薬中毒患者が引き起こす犯罪を防止する意味から、中毒患者を登録し、メタドンという薬物を与える治療対策を採っています。また、治安対策として警察官の数を増やし、危険区域では常時パトロールして犯罪防止に努めています。万一事件が起きた場合、即座に対処できる体制も整備されています。

日本人は「身を守る」ことに対する感覚が甘いとオランダ警察に指摘されていますので、危ないと感じるような場所には近付かない、自分の持ち物には自分で責任を持つ、など日頃から注意が必要です。

次に、いくつか気を付けるべき点を挙げます。トラブルのないオランダ生活を送るために、各人でくれぐれも用心を怠らないことが肝心です。

以下の外務省海外安全ホームページのオランダの「海外安全情報」には、「危険・スポット・広域情報」「安全対策基礎データ」「テロ・誘拐情勢」「安全の手引」が掲載されていますので、ご参照下さい。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_157.html#ad-image-0

また、以下の在オランダ日本国大使館ウェブサイトの「領事・安全情報」の「安全の手引き」には、オランダにお住まいの皆様が、より安全に滞在ができるよう日本人の方が被害に遭われた一般犯罪の事例を踏まえ、その特徴と基本的な防犯対策、また、万一緊急事態に遭われた際の対処方法を示していますので、こちらもご参照下さい。

https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_anzen.html

 

テロへの対策、情報収集について

海外渡航前には万一に備え,家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えて置きましょう。外国に3ヶ月以上滞在する日本人の方は、旅券法により最寄りの日本大使館又は総領事館に「在留届」を提出することが義務づけられています。海外にお住まいの日本人の方が事件や事故又は災害に遭ったのではないかと思われるとき、「在留届」があれば大使館から電話やメール(SMSを含む。)を用いた安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が迅速に行えます。

在留届については、以下の在オランダ日本国大使館のウェブサイトをご確認願います。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

海外への旅行や出張の際には、外務省から海外の最新の安全情報を受け取れる「たびレジ」の登録をお勧めします。

詳細については、以下の外務省のウェブサイトをご確認願います。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

 

また、外務省海外安全ホームページでは、「海外出張・駐在員の方」「海外安全対策・危機管理担当の方」「お役立ち情報」を掲載しておりますので、以下のウェブサイトをご参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/business/

 

(問い合わせ先窓口)

○外務省領事サービスセンター(海外安全相談班)

住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

受付時間:開庁日9時00分~12時30分、13時30分~17時00分(日本時間)

URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/about_center/index.html

 

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

受付時間:開庁日10時00分~12時30分、13時30分~17時00分(日本時間)

URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/pubanzen/ngo.html

 

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く。)    住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2851

受付時間:開庁日9時00分~12時30分、13時30分~17時00分(日本時間)

 

○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

緊急時の助けの求め方:  助けて!= HELP!(英語と全く同じ発音です)

2023年10月19日